第1回みんなのアレルギー展

みんなのアレルギー展CIMG6085
11月21日(土)初めての化学物質過敏症の関連展示会が開催されました。
主催:一般社団法人日本環境保健機構
場所:東京都立産業貿易センター
出展企業数58、出展団体数8、協賛12、来場者数約1000
小規模なスタートでしたが、大変  意義深い展示会で、当初より    係ってきた立場では、やっとここまで来たという感慨があります。
20年前にアトピーアレルギー症が 社会問題化して一気に一般化しました。
その後2000年になる少し前あたり から「化学物質過敏症」という現代病が、少しずつマスコミに出始めました。 多くの原因はシックハウスと呼ばれ、新築の建物の建材から出る化学物質問題でしたが、結局ホルマリン建材が締め出された形で収束してしまいました。
シックハウスで超過敏になってしまった患者さんは、化学物質過敏症という新しい病名で呼ばれるようになりました。但し、国は正式に病名として認めなかったため、患者さんは保険診療が受けられず、高額な自費負担に耐えなければなりませんでした。
この病気は、一旦発症すると、化学物質漬けの現代生活において、あらゆるものにアレルギー反応を起こして生活圏が著しく狭まってしまいます。  住むことも食べることもそして着ることも、不便極まりない状態になってしまいます。
NOCのオーガニックコットン製品は、繊維製品として専門病院から選定され、納品してきた縁で  現在でも多くの患者の皆さんに安全な衣料、生活用品を提供してきています。
この度、できるだけ多くの製品に触れていただくために2小間の広いスペースで展示しました。   来場者はもちろん、出展社の皆さんとも親しくなり、今後の協力を約束しました。
平成27年12月2日             日本オーガニックコットン流通機構
宮嵜道男

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