第6期NOC総会が平成21年2月18日に開催され、正会員定員12名のうち11名が出席し、有効数を満たしました。

世界的なオーガニックブームが本格化して喜ばしい反面、どうしてもそのブームを利用して偽装品で利益を上げようという動きもあります。
食品と同じように、繊維製品も一旦混じってしまうと、その純粋性を検証することがとても難しく、毎年のようにカシミヤ製品の偽装摘発事件は後をたちません。オーガニックコットンも、この信憑性が、ひとたび問われることになると、このブームは萎んでしまいます。

そこでいよいよ経済産業省もルールづくりに着手し始めています。この総会ではNOCとして全面的に協力してゆくことが合意されました。きちっとしたルールの下でオーガニックコットンが普及してゆくことは、NOCの目的そのもので、経産省の検討委員会の一員として発言してゆきます。

昨年NOCエコ加工規準の見直しをするための組織「NOC品質管理委員会」を立ち上げ、規準の条文を各方面から検討しました。結果として根幹に係わるような変更はありませんでしたが、一部加筆訂正が行われました。ホームページ内のNOCエコ加工規準をご覧ください。

また、オーガニックグリーンの規準についても、規定内容を明確にしてゆくことが議決され、検討委員会の開催を今期も引き続き行うことになりました。
ホームページを通じてNOCの活動を支援してくれているNOCクラブメンバーの皆さんへの具体的な協力のお願いやサービスのあり方について検討し実施してゆくことが議決されました。

アメリカのオバマ大統領の主張するグリーンニューディール政策が、世界のエネルギー政策に影響し始めています。日本でもかつてないくらい大規模な政策予算が費やされてこの分野は、倍倍の勢いで広がるものと思われます。NOCも出来るところから協力して行くこと、具体的にどのようにするかの検討を行うことが議決されました。

未曾有の景気後退の中、このたびの総会出席のNOCのメンバーの皆さんは、一様に意気軒昂で安心しました。
NOCが発足した1993年当時は、バブル経済崩壊後の不景気の最中でした。メンバー各社はそれでも右肩上がりに順調に業績を伸ばされ今日に至っています。
品質や安全性、信頼性に妥協せずこのオーガニックコットンビジネスを続けてこられた手堅い企業であることを改めて誇らしく思いました。

日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮嵜 道男