世界の綿花の生産

オーガニックコットンのデータは、NOCのホームページの「海外レポート」で見ていただくことができます。
それでは世界の綿花全体ではどれだけかという数字も同時におさえておきましょう。

FAO国際食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations)は、毎年綿花のデータを公表しています。(FAOSTAT)【単位:万トン】

国名 2004年 2005年 2006年
世界計 2448 2480 2483
中華人民共和国 632 571 673
アメリカ合衆国 506 520 449
インド 279 333 356
パキスタン 242 221 218
ブラジル 119 121
ウズベキスタン 115 125 117
トルコ 93 86 90
オーストラリア 34 64 59
EU (主にギリシャ) 50 (37) 51 (—) 45 (40)
シリア 33 33
ブルキナファッソ 21 25 29
エジプト 29 26 27
トルクメニスタン 33 33 23
アルゼンチン 11 16 16
マリ 23 25 16
ナイジェリア 14 14 15
タジキスタン 17 15 14
カザフスタン 14 14
メキシコ 13 13 13
イラン 13 12 11

総務省統計局で公表している世界の農産物のデータがあります。(FAOSTAT)

実綿の生産量 【単位 万トン】

2005年 2006年 2007年
世界全体 6944 7145 7250

綿花と実綿では重量が大きく異なります。その差は種の重量です。

実綿から分離された種
例えば2006年で見てみると実綿重量7,145万トン、綿花重量2,480万トン。その差が4,665万トンで種の重さはなんと全体の65%にあたります。
綿は、1キログラムの綿繊維に対して、1.65キログラムという重さの種子を作り出しています。綿実油や、牛の飼料に利用されています。

翻訳:日本オ-ガニックコットン流通機構 理事長 宮嵜道男

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