横浜がアフリカ色に染まる。

いま、アフリカへの関心が高まってきました。

5月11日と12日の2日間、横浜レンガ倉庫に15万人の来場者を集めたアフリカンフェスタ(外務省主催)に続き、5月30日から6月2日まで、パシフィコ横浜で行われたアフリカ・フェアー(ジェトロ主催)も大盛況でした。第5回アフリカ開発会議と同時開催と云うこともあり、マスコミが盛んに報じたため関心が向いたようです。

前回は5年前の2008年に行われ来場者46,652人出展社337社の規模でした。

今回は来場者57,000人を記録しました。

安倍政権はODAほか官民挙げて3兆2000億円もの開発資金を約束をしたというニュースが流れましたが、これがどれだけ破格に大きい額か、政府の覚悟が見えました。

2007年のODA支出額はアメリカ76億ドル、フランス49億ドル、イギリス28億ドル、日本27億ドル、ドイツ25億ドル、中国14億ドルでした。

これに対して3兆2000億と云えば100円換算でも320億ドルと云うことになり、飛びぬけて大きい額であることが判ります。

中国のODAアフリカ支援が440億ドルで凄いと話題になりましたが、これは世界銀行が間違って440人民元をドルと発表したのが、数字だけが独り歩きした結果でした。

とは云っても、アフリカとの貿易額、投資額は2002年に50億ドルだったのが、2008年には500億ドルを超えるという膨張ぶりで、いずれにしても、中国の入れ込みようは尋常ではありません。

この辺の事情を横目で見ながらの今回の会議で、大盛り上がりになったのも頷けます。

 

NOCグループのオーガニックコットンは、GMO問題で足を引っ張られているインドの苦境をbioReタンザニアが挽回してくれたことがありました。

 

NOCメンバーの池内タオルが、タンザニアのその年の最初の収穫の綿を使ってボジョレーヌーボならぬ、「コットンヌーボ」のプロモーションで成功させています。

 

この度のアフリカ・フェアでも展示されました。タンザニアのキクウェテ大統領も

ブースを訪れ、パノコトレーディングの御法さんが経緯を説明し、大統領は熱心に聞き入っていました。

アフリカ・フェアは、大成功でした。次は5年後の予定です。

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